ショールームに行くべき理由【リフォーム】
こんにちは!ツネです!
意外と敬遠して行かない方が沢山いる『メーカーのショールーム』ついて解説していきます。
今や住宅に関するほとんどの設備品・仕上げ材はショールームで実物を確認することができます。
壁紙や床材などのメーカー品は見本カタログで実物に触れられますが、キッチンやユニットバスなどの住宅設備機器と呼ばれるものは基本的にショールームでしか実物を見れません。
ショールームに行く時間が無かったり億劫だったりしてカタログから全て選んでいくと、設備機器などはカラーが入ったプランシートをもらってイメージをつけて満足してそのまま工事に突入!なんて方も多いのではないでしょうか。
そこで、リフォーム業者からの要望です。
出来れば、出来ればショールームに行って頂きたい!
面材のカラーもオプションの食洗機もキッチンの天板も浴室のパネル材も洗面化粧台のボウルの大きさも、出来れば実物を見て決めていただきたいです。
実物そっくりなプランシートやメーカーが出している総合カタログをよく見てもやはり実物とは若干の違いがあります。
肌触り・色の見た目など全てです。
面材も全て実物が置いてあるので、印刷されたものよりも自宅に設置されたときのイメージがグッと深まるのではないでしょうか。
そして各メーカーで専門のアドバイザーの方々が工事会社の営業マンより詳しく説明して、またはあらゆる機能を実演してもらえます。
各メーカーのショールームスタッフの方々はそのメーカーの製品の機能仕様を熟知したスペシャリストです。
それぞれのメリット・デメリットをお客様自身が判断出来る大きな材料となり、なんでもいいや〜!で決めていたキッチン選び・洗面選び・お風呂選び・トイレ選び等がめちゃくちゃ楽しくなります。
家族との休日を過ごせる1つの場所でもありますね。
また、その場で「定価表」・「プランシート」を出してもらえるので、自分が選択したものは一体定価でいくらなのか?を知ることもできます。
そこから工事会社に資料を丸ごと渡して、
コレいくらで出来ます?とスムーズに打ち合わせも進みます。
※メーカーショールームで渡される「定価表」はあくまで定価ですので、そこから工事会社によりけりの金額が見積書として提出されます。
「平面図」だけでも持参して来店すると、ショールームのスタッフもどの設備機器がどのサイズなのかを把握出来ますし、中にはトイレ室丸ごとコーディネート(トイレ便器・機能部・手洗い器・紙巻き器・収納棚・鏡等)してくれるメーカーさんもありますよ!
そして実演。
ショールームスタッフの方が言葉で説明しながら、実際にその器具を使用してくれます。もちろん自分でも触れます。
ワタシもほとんどのメーカーのショールームに行き、様々な設備機器を見て説明を受けてきましたが、タカラスタンダードのホーローぶっ叩きに勝る実演は見たことがありません。他のメーカーさんも良いところいっぱいあるのですが。
これに関しては、本当にショールームで実演を見て頂きたい。
ココで、
どうやって行くの?予約とか必要なの?
と疑問に思われる方もいらっしゃると思いますので、2パターンに分けて説明します。
①依頼する工事会社が決まっている場合
→この場合、そこの工事会社の担当営業マンにハッキリとお伝え下さい!
〇〇のショールーム行きたい!と簡単に伝えてもらえれば、営業マンがショールームの予定とお客様の行ける日を調整して、ほとんどの場合が同行してもらえると思います。
ワタシもめちゃくちゃ行きました。
時間があまり取れないお客様とはショールームの方にお客様の希望を事前に伝えておいて、ピンポイントで実物を案内してもらう!ということもやりました。
意外と行くまでが億劫で、行くと他の商品に目移りしてあれもいい!これもいいネ!とワクワクしてる方もたくさん見てきましたので。
ショールームの方に現場詳細を伝えて、説明を受けつつ予算と要望を伝えていくのも営業マンの役割です。
そしてワタシ自身も楽しかったです。(笑)
中にはショールーム同行ではなく、手配だけの工事会社さんもあるみたいなので確認してみましょう。
②依頼する工事会社が未定の場合
未定の場合というより、これからリフォーム会社を探す方へ ですね。
このパターンの場合は、ご自宅から近い・あるいは行きやすい場所にあるショールームへお問い合わせしてご自分で予約を取る形です。
メーカーのショールームから工事会社も紹介してもらうことも可能ですよ!
今はコロナ禍ですので、ほとんどのショールームが完全予約となっています。
あらかじめ問い合わせをして予約を入れておきましょう。
工務店さんの中には自社ショールームを設置して得意なメーカー・お客様に推しているメーカーの実物品を紹介しているところもありますね。
最新の機器で揃えていればいいですが、古いシリーズのまま変わってない!との状態もあるので注意。
メーカーのシリーズ商品って細部の微妙な箇所がどんどんその時代に合わせて変化していくんですよね。
去年と今年で商品名が違うことは我々業界人は日常茶飯事なのです。勉強も大変です。
だがしかしお客様には関係の無いこと。
やはりメーカーのショールームで最新のモノを見て専門のスタッフから詳しい説明と最新の機能を聞いてみてください!
それでは次の記事で!