【和室の天井】リフォームはどんなやり方があるの？

こんにちは！ツネです。

今回は和室の天井のリフォームについてお話しします。

皆様のご自宅には、和室ってありますか？

床には藺草の心落ち着く香りの畳が敷きつめられ、壁は砂壁、他の部屋との取り合いは襖や障子で囲われたお部屋です。

さて、この和室の天井、色々な種類がありますが、おそらくほとんどの住宅ではこのような目透かし天井・ラミネート天井材(ラミ天)で施工されているのではないでしょうか。

では、この和室の天井のリフォームの仕方はどんな施工方法があるのでしょうか？

以下に解説していきます。

①ラミ天(和室天井材)を新しく張り替える。

→これが正攻法です。既存のラミ天を解体して撤去し、新しい天井材を大工さんに張り替えてもらうやり方です。

主に南海プライウッド社様の天井材が使われているのではないかと思われます。

メリット→いまの見た目のまま、新品になる。

デメリット→工事代が高い。材料が高い。材料の搬入が大変(長尺なので。)　

②いまの天井材の上から石膏ボードやベニヤ板を張って、そこにクロスを張る。

→現状の見た目を変えたい方にオススメです。天井材は限られたデザインから選ぶ必要がありますが、クロスは一般的に｢量産｣と呼ばれるカタログ(サンゲツだとSP ・リリカラだとリリカラベース)を見てもそれぞれ約100種類の中から好きな柄を選べます。

⚫︎メリット→自分の好きなデザインに出来る。施工費が①より若干安い。

⚫︎デメリット→天井材に新しく面材を増し張りするため、天井が重くなる。クロスの施工が悪いとペランと剥がれてくる可能性がある。

③いまの天井材の隙間をパテで埋めて、その上にクロスを張る。

②の施工から、面材を張る作業を省いた施工法です。

メリット→①と②より、とにかく安い。好きな柄を選べる。ゴミがクロスだけなので処分費も安い。

デメリット→隙間をパテで埋めるので、きちんとした施工をしないと目地が目立つ。既存のラミ天にシーラーを打たないと剥がれてくる。

以上が、和室の天井のリフォーム方3選でした。

ご予算とご希望に合わせたリフォームを工事会社さんとよくお打ち合わせして決めてください。

また、天井が本当の木で組まれている場合は、キシラデコールといった木材保護塗料の室内用で塗装し、色味を変えることも出来ますよ。

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壁や床のリフォームや｢和室をまるごと洋室にリフォームへ！｣等は今度の機会に記事にします！

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